アーティストが集まる町!サニーネルソンの魅力!
こんにちは、プケコです。
わたしが住むネルソンという町について、書いていこうと思います。
ネルソンってどんな町?
ネルソンは、ニュージーランド南島の北部に位置する、人口約6万6千人の小さな町ですが、ニュージーランドでは10番目の町で、タスマン地方の中心となる町です。
ちなみに、ニュージーランド上位10位の町はこんな感じです。
- オークランド 約150万人
- ウェリントン 約41万人
- クライストチャーチ 約39万人
- ハミルトン 約23万人
- タウランガ 約13万人
- ダニーデン 約12万人
- ローワーハット 約10万人
- パーマストンノース 約8万人
- ヘイスティングス 約7万人
「サニーネルソン」と呼ばれ、ニュージーランドで一番の日照量、晴れの日が多い町だそう。
実際この夏は、雨の日が少なすぎて、節水制限がかかっていました。
海に面した港町のネルソン。
町自体はコンパクトで、歩いて十分観光することが出来ますし、海のアクティビティカヤックなども楽しめます。
また、3つの国立公園が近くにあり拠点となる町です。
- エイベル・タスマン国立公園(Abel Tasman National Park)
- ネルソン・レイクス国立公園(Nelson Lakes National Park)
- カフランギ国立公園(Kahurangi National Park)
グレートウォークの一つエーベルタスタスマンナショナルパークも近く、ネルソンからバスで行くことが出来ます。
そして、ネルソンと京都府宮津市は姉妹都市を結んでいて、ネルソンには宮津日本庭園というジャパニーズガーデンもあります。
ネルソンの名前
ネルソンという名前の由来は、アメリカ独立戦争やナポレオン戦争で活躍したイギリスの海軍司令官のHortio Nelsonから付けられたそうです。
ネルソン市内のストリートや公園の名前には、他にもイギリスにちなんだ名前や、海戦にちなんだ名前が多くつけられています。
ネルソンのメインストリートは、Trafalgar street(トラファルガーストリート)ですが、ネルソン氏が戦死した、トラファルガーの海戦から付けられているそう。
Hardy street(ハーディストリート)は、艦長Thomas Hardy氏より付けられたそうです。HardyはNelsonの近い友人でもあり、Nelsonは生死の境目に「Kiss me Hardy」と言ったそう。 またTrafalgar streetと直角に繋がるように、Hardy streetがあることからも、とても深い絆を感じます。
そういう歴史を知るのも楽しいですよね。
ニュージーランドラグビー発祥の地
オールブラックスと呼ばれる、ニュージーランドラグビー代表チーム。
ニュージーランドでは、野球やサッカーよりも断然ラグビーが人気。
紛れもなく国民的スポーツです。
ネルソンには、ラグビーの試合が始めて行われた公園があるんです。
その公園とは、センターオブニュージーランドの入り口になる、ザ・ボタニック・リザーブです。
1870年5月、約250年前にニュージーランド初となるラグビーの試合が行われたそうです。
ニュージーランドには、ラグビーの聖地がいくつかありますが、ここネルソンも外せませんね。
ネルソンでしたいこと
ネルソン市内散策
ネルソン市内はおおよそ歩いて回れる規模です。無料の博物館や、美術館、ガーデン、ちょっとしウォーキングコースなど、見どころもたっぷり。
可愛い雑貨屋さんや個性的なカフェやレストランもたくさんあってぶらぶらしてるだけで楽しいです。
ビーチアクティビティ
港町ネルソンはすぐそこに、美しいビーチが広がります。そこで人気なのが、カヤックやサップ。週末になるとあちこちで、見かける風景です。
もちろん泳いでもいいですし、浜辺を散歩してもいいですし、本を読んでリラックスも最高です。
トレッキング
グレートウォークスのうちの一つ、エーベルタスマン国立公園はネルソンが拠点の町になります。
グレートウォークスのコースの多くは3日〜5日間かけて歩かなくてはいけない、なかなかハードなトレッキングです。
しかし、このエーベルタスマン国立公園のコースは、湾に面しているので、ウォータータクシーで行きたい場所まで行って歩いて帰ってきたり、歩いて行ってウォータータクシーで帰ってきたり、自由にショートカットが可能なのです。
ですので、日帰りでも十分楽しむことが出来ます。
一度歩いたらハマってしまう人も多いという、グレートウォークス。
初心者の方でも、エーベルタスマン国立公園は挑戦しやすいので、おすすめです。
グレートウォークスって何?という方はこちらの記事を。
ワイナリー巡り
ネルソンは、ニュージーランドのワイン産地の一つです。日照量が多く、ドライな秋も長いので、お隣のマールボロよりも リッチでエレガントな印象です。家族経営の小規模ワイナリーが、多いのが特徴です。ですので、それぞれに個性があるワインが多くあります。
この地域でワインブドウを栽培し始めたのはドイツからの移住者。いまでもドイツ系やオーストリア系の移住者が多く、ドイツ系ブドウ品種も多く栽培されています。
レンタル自転車を借りて、葡萄畑の道を走り抜けてセラードアと呼ばれる、試飲販売所を巡るもの楽しいです。かなり安く試飲ができることが多く、ボトルを購入すれば、試飲料は無料になることが多いです。
クラフトビール巡り
実はネルソンはビールの原料となるホップの産地。日本の大手ビール工場もネルソンのホップを使っています。
ニュージーランドではクラフトビールが大人気。ここネルソンでは、クラフトビールを作る、小規模なブリュワリー(ビール製作所)が多くあります。
ネルソン市内でも、クラフトビールが飲めるお店が、たくさんあります。そういったお店の多くは、ビールを少しテイスティングしてから注文することが出来ます。
またワイナリーのセラードアのような試飲販売所をもっているブリュワリーもあり、そこでは、ワインと同じように試飲も出来て購入できます。
まとめ
アーティストがたくさん集まる町らしく、サンデーマーケットも、他の町とは違って、いろんなアートなお店も多く出店されています。週末に滞在することがあれば、ぜひサンデーマーケット行ってみてください。
まだまだ魅力がいっぱいで書ききれませんが、気候も穏やかで、わたしはネルソンが大好きです。冬でも、それほど寒くないので、冬の旅行にもおすすめです。